山 行 記 録

【平成27年8月16日〜17日/古寺鉱泉から大朝日岳】



西朝日岳日没



【メンバー】単独
【山行形態】小屋泊
【山域】朝日連峰
【山名と標高】古寺山1,501m、大朝日岳1870.3m
【地形図】(2.5万)朝日岳、(20万)村上
【天候】(16日)晴れ曇り(17日)雨
【参考タイム】
(16日)古寺鉱泉7:00〜古寺山10:30〜小朝日岳巻道〜熊越11:30〜銀玉水13:30〜大朝日岳避難小屋14:40(泊)
(17日)大朝日岳避難小屋5:20〜熊越6:10〜古寺山6:50〜古寺鉱泉9:00

【概要】
 今回は月末に予定されている保全作業のための荷揚げボランティア。聞こえはいいのだがボクは登りはじめから疲れ気味でペースが全然上がらない。途中で投げだし資材をそこら辺に置いてゆこうかと思ったぐらいヨレヨレの状態だった。荷揚げといってもわずか数キログラムだけなのにデポ箇所の銀玉水には7時間近くもかかってしまった。そんなこんなで疲労困憊のまま避難小屋に到着。こんなに疲れて山小屋に到着したのはほとんど記憶にないぐらいだった。古寺鉱泉の駐車場はスペースが全くないほどの混み具合だったのだが先客はわずかに一人。夕刻になってから親子連れの2名と単独が加わったりしたものの結局はそれだけだった。あのマイカーの人達はいったいどこに消えたのだろうか。先客の人は小屋番とは懇意の人らしく我々3名は日没までのんびりと酒をのみ交わした。しかし疲れも加わったボクは例によって早々に酔いつぶれてしまいその後の経過は不明のまま。

 翌日は朝から雨だった。濃霧と雨の中を黙々と下っていると一服清水付近で見覚えのある人が二人登ってくる。小国山岳会のTakedaさんとHaijiさんだった。Takedaさんとは今シーズンは3回目の出会いだがなんとも今年は縁があるとしかいいようがない。ふたりともボクとおなじく荷揚げのために登ってきたのだがTakedaさんの背負っている資材の量が全く違っていた。ザックに3個もくくりつけているだけでも驚きだがよく聞いてみるとなんとザックの中にもう1個入っているというのだというから唖然とするばかりである。今度爪の垢でも少しいただこうかしらと思ったぐらいだった。


混み合う古寺鉱泉駐車場
すでに1台も停めるスペースはありませんでした


天気は最高なのに・・・
疲れはてて3時間30分もかかって古寺山にたどり着いた


ようやく目標の銀玉水が近づく
忘れた頃に日帰りの登山者が下ってくる


銀玉水の中間付近
情けないが体力はほとんど使い果たした気分


ようやく避難小屋が目前
ひっそりとして人の気配はなかった


小屋の二階に上がりホッと一息
まずは一杯です


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