山 行 記 録

【平成27年2月28日/蔵王連峰 坊平高原〜お田ノ神避難小屋】




【メンバー】2名(妻)
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】蔵王連峰
【山名と標高】刈田岳1,758m(※お田ノ神避難小屋まで)
【地形図】(2.5万)蔵王山、(20万)仙台
【天候】曇り時々雪
【参考タイム】
リフト終点11:50〜お田ノ神避難小屋12:12-13:00〜駐車場13:30

【概要】
体調がいまひとつなので朝からのんびりと自宅で過ごしていた。天気があまりパッとしないため山の予定はなかったのだが、昼近くになると次第に日差しがでてきたため、軽いハイキングでも行こうかとなる。状況次第では刈田岳までも想定しながらライザスキー場にゆくことにした。しかし、天候はやはり予報どおりとはゆかない。ライザスキー場は濃いガスに覆われていてクワッドリフトの上部付近も見えなかった。しょうがないので最悪、山小屋での昼食を楽しみにシールで登り始めた。

リフト終点では6、7名ほどシールを貼って準備をしているパーティがいた。あまり慣れていないのかずいぶんと手間取っている様子。ボク達はささっと準備を終えてお先にと歩き出した。悪天のため登山者はあまりいなかったが、それでも一人、二人とガスの中を下りてくる。みな山小屋付近から引き返してきたらしかった。お田ノ神避難小屋には誰もいなかったが、ついさっきまでストーブを焚いていたのだろう。ほのかな暖かみが小屋内に残っていた。さっそくストーブに火を入れて昼食の準備だ。そうこうしているうちにリフトトップで出会ったパーティが小屋にやってきた。窓から入るのがわからずに右往左往している。声をかけて小屋内に入るよう誘った。パーティは東京からやってきたらしく昨日は坊平のペンションに泊まったようだった。せっかく関東からやってきてこの天候ではがっかりだね、などと話をしながらしばらく時間を過ごした。

予報では午後から回復するはずだったのだが、反対に悪くなる一方である。到着したときにはわずかながらあった視界も、休んでいる間に視界はほとんどなくなってしまいホワイトアウトとなってしまった。天気の回復を待っていたパーティも山頂へ向かうのはさすがにあきらめたらしく、スキー場にもどることに決めて、一足早く小屋をでていった。

ボク達はパーティが出て行ってからのんびりと後片付けをし、お田ノ神避難小屋を後にした。外に出てみると視界も悪く風雪気味の天候となっていた。真西をめざしてゆっくりとゲレンデトップに下りて行く。ゲレンデからからはいつものように大清水の森へと入ってゆき、樹林帯の柔らかい雪を楽しみながらスキーセンターへと向かった。



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