山 行 記 録

【平成26年12月28日/天元台〜西吾妻山東斜面〜若女平〜白布温泉】



快晴の中、梵天岩へ



【メンバー】4名(神田、柴田、荒谷、蒲生)
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】吾妻連峰
【山名と標高】西吾妻山2035m
【地形図 2.5万】天元台、吾妻山、白布温泉
【天候】晴れ
【参考タイム】
北望台9:50〜カモシカ展望台10:15〜梵天岩10:40〜西吾妻小屋付近12:50〜若女平13:20〜細尾根14:10〜若女平登山口14:30〜駐車場14:40

【概要】
先週に続いての若女平。天元台の駐車場ではまたまた福島のnaoさんと出会いました。山スキーの世界はあいかわらず狭い。今日の狙いはお互い西吾妻の東斜面ということを聞き、考えることまで似ているなあと苦笑い。年末年始は大きな寒波が押し寄せるようですが、今日は嵐の前のなんとかのようなドピーカンと、文句無しの快晴が予想されています。今回のメンバーは4名。久しぶりに仲間達との楽しいツアースキーが始まりました。


朝は氷点下14度まで冷え込みました。
川西町の国道287号途上では幻想的な風景に思わず車を止めました。


リフト3本乗り継ぎ北望台からはシールを貼って登ります。
早くも先行者のトレースがしっかりとあり今日もラッセルはありません。
頭上は青空でも日影部分はまだ相当な厳しい寒さに手が凍えました。


カモシカ展望台から梵天岩を望みます。
吾妻名物の樹氷はほぼ完璧に仕上がっていました。


素晴らしい冬景色におもわずカメラを取り出します。
写真には写っていませんが、ここからは大朝日岳、月山、蔵王、飯豊連峰が見えました。
ここで山形の武○さんから突然無線が飛び込んできました。
どうやら今日の先行者は武○さんご夫妻のようでした。


梵天岩から吾妻連峰の縦走路を振り返りました。
左から烏帽子岳、家形山、一切経山。
兵子は烏帽子岳の右手に小さく見えます。右端は前大巓でしょうか。


梵天岩に到着です。
ここから西吾妻山へと直進します。


梵天岩の南側へと回り込むと安達太良山や和尚山、箕輪山も姿を現しました。
ここからは西吾妻山の東斜面が正面に見えてきます。
まだ誰も滑っていない一枚バーンをみて西吾妻山へと向かいました。


西吾妻山の東斜面は今日一番のパウダー。
ここは山頂からの前半部分とこの後半部分の二つの斜面を楽しめます。
見上げれば4人それぞれの特徴あるシュプールが残りました。
この後、登り返した地点でのんびりと休憩タイムです。
この東斜面は風がないのでハイキングのような気分です。


西吾妻小屋付近からの飯豊連峰。
雲ひとつない快晴は久しぶりです。
ここからは今日のメインである若女のツアーコースの始まり。
樹林帯だけに積雪は稜線よりもはるかに多く、
ここでは延々とディープパウダーを楽しめました。


若女平でコーヒータイムです。
実は平坦な若女平のラッセルを嫌い、武○さん達のトレースを追ってきたのですが
ルートはどんどんと離れて行くばかり。
ついには緩い上り坂となったため一休みとなりました。
でも今日のような好天では何をしても楽しいものです。


若女平のダケカンバ帯。
青と白と褐色の世界が広がっていました。


気温はもちろん氷点下。厳しい気温のおかげでパフパフです。
多すぎるほどの積雪には深々としたシュプールが残ります。



細尾根付近で仲間を待っているところです。
ここはかなりの急斜面ですが多くの積雪があるため
コース上で最もパウダーが楽しめます。


無事に若女平登山口へ下山しました。



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