山 行 記 録

【平成26年5月11日/姥沢〜姥ケ岳〜石跳川〜月山荘】



朝日連峰を背景に登ります



【メンバー】2名(妻)
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】月山
【山名と標高】姥ケ岳 1,669.7m
【地形図】(2.5万)月山、湯殿山(20万)村上
【天候】晴れ(快晴)
【参考タイム】
姥沢9:20〜リフト下駅9:50〜上駅10:10〜姥ケ岳10:50-11:30〜石跳川〜ネイチャーセンター13:20〜月山荘13:30

【概要】
 今日は朝から雲ひとつない快晴。見えないものはないというほど澄み切った青空がひろがっていた。姥ガ岳を登って最後は石跳川を下る予定なので町営バスを利用して姥沢にあがる。気温もかなり上がるらしいというから、今日は春山というよりも夏スキーになりそうである。ボクは最初からTシャツ一枚でリフト乗り場へと向かった。

 リフト上駅からカミさんはシール。ボクはロープで引っ張りながら姥ガ岳に登った。山頂はGWのときのような激混みはない。のんびりとした雰囲気が漂う中、山頂の木道で湯殿山を眺めながら大休止。西側の雪解けは早く北斜面に出るためにはヤブをかき分けなければならないようである。装束場にゆけないこともないがカミさんは姥の大斜面を滑ったことがないというので今回は南西方向へと向かった。

 大斜面の中腹まで降りてゆくとそこからはコブ斜面を楽しむ人たちでにぎわっていた。この区間を過ぎた辺りで昼食とする。眼下にはリフト乗り場や姥沢の駐車場があり、遠方に寒河江ダムや蔵王連峰が見える地点だった。いつもはあくせくしながら登っては滑りを繰り返していたがこんなのんびりした山スキーもたまにはあっていいものだ。石跳川コースはまさしく山スキーの正統派ともいえるようでシーズンの終わりにふさわしい気がした。

 休憩地点からはブナの疎林帯を滑り石跳川へと降りてゆく。下るほどに気温は高くなり立ち止まると汗が流れるほど。そんなとき時々流れてくる微風がとても心地良くボク達はつかの間の幸福感に包まれた。石跳川は多くの積雪に覆われていてまだまだ楽しめるようである。ブナの新緑と目の覚めるような青空。そしてまぶしいほどの残雪のコントラストはこの時期ならではのもので、降り注ぐ日差しはすでに初夏を感じさせた。


姥ケ岳山頂です


姥ケ岳南東斜面


まもなく石跳川です


ネイチャーセンターから月山荘へ向かいます


ルート

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