山 行 記 録

【平成26年2月9日/道照寺平〜熊野山】



晴れる熊野山



【メンバー】単独
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】朝日連峰周辺
【地形図】(2.5万)羽前葉山、(20万)村上
【山名と標高】熊野山600m
【天候】曇り
【参考タイム】
道照寺平スキー場10:20〜駐車場10:50-11:00〜498mP〜熊野山12:30-13:00〜道照寺平スキー場13:20

【概要】
 爆弾低気圧の影響で県内各地でもドカ雪が降り、その雪片付けなどに時間を取られてしまった。こんな時には近くの低山が一番と出かけてはみたものの、今度は除雪が追いつかないのか駐車スペースも全然なくやむなく熊野山へと転進することにした。

 このたびのドカ雪はかなりあって最初から膝上ラッセルだった。尾根に上がったところでまずパウダーを1本いただくことにする。この往復に40分ほどかかり、再び駐車場から登り始めたのが11時だった。深々としたトレースが後ろに延びて行くのはうれしいものだが、それだけに時間もとられる。前回はほとんどラッセルの必要がなかったため50分ほどで山頂まで付いたのだが今回の所要時間は1時間20分。およそ倍近い時間を要した計算である。この積雪量を考えると最初の目的地をあきらめたのがかえって良かったのだとわかった。単独のラッセルではとても山頂まで届かなかっただろうと思うのだ。

 初めはときどき雪が舞うような曇り空だったが、熊野神社に到着した頃から薄日が差してきて、青空のスペースが少しずつ広がり始めていた。見上げると、新雪が日の光に反射してキラキラときらめいている。このまばゆいばかりの雪景色には久しぶりに心が躍るようだった。誰も登ってくる様子もなく一人だけの山頂。遠望は利かなかったがこれだけでも大満足である。ここで昼食をとりながらしばしの間休憩タイムとする。このところの高温続きで、1週間前は積雪もかなり少なくなっていたのが、今回の大雪ですべてがリセットされた。

 山頂からの北東尾根は雪崩の危険もあるため素直に往路を引き返すことにした。尾根伝いといっても深雪のおかげでこれまでにないほどスキー向きの斜面となっている。しかしそうはいっても距離は短い。楽しい滑降もあっという間である。スキー場がたちまち眼下に迫ってきた。


深々としたトレースが続く


再び雪に埋まる熊野神社


雪が深すぎます


スキー場に戻ってきました


inserted by FC2 system