山 行 記 録

【平成25年12月22日/蔵王連峰 坊平高原〜お田ノ神避難小屋】



お田ノ神避難小屋



【メンバー】2名(長男はゲレンデでボード)
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】蔵王連峰
【山名と標高】刈田岳1,758m(※お田ノ神避難小屋まで)
【地形図】(2.5万)蔵王山、(20万)仙台
【天候】曇り時々雪
【参考タイム】
リフト終点10:00〜お田ノ神避難小屋10:30-10:45〜駐車場

【概要】
 帰省中の長男が久しぶりにスノボーをしたいというのでライザスキー場で出かけた。今晩にも東京に戻る予定なのだが夕方まで少し時間が空いたらしかった。スノーボードは8年ぶりらしく道具もすでにない。ボードもウェアもすべてレンタルした。今日はエコーラインもライザスキー場も濃霧に包まれていた。時々雪が舞うようなあいにくの天候だったが、今日はあくまで足馴らし。ガラガラのリフトに乗り込む。悪天候のせいか第2リフトはまだ動いてはいない。はじめはリフトの乗り降りにも不安がっていた長男だったが、いざ雪上に飛び出すとすぐに昔の感覚を取り戻したらしく、リフトを3回ほど一緒に乗っているうちスピードにも慣れてしまい、我先にとゲレンデを滑走していった。

 3回もゲレンデを滑っているとボクはすっかり飽きてしまい、第2リフトが動き出したのをみてお田ノ神まで登ってみることにした。息子とはいったんリフト終点で別れた。登るといっても標高差は100mほどしかないのでハイキングのようなもの。しかしゲレンデで何時間も滑るより、短くともたった1回のシール登高のほうがはるかに魅力的だった。リフト終点からトレースはなく今日の登山者は誰もいないようだった。積雪は結構あってもうどこでも自由に歩ける。新雪は柔らかくスキー靴が埋まるほどだった。視界の悪さは相変わらず。どこを見渡しても乳白色の濃霧に包まれていたが、10mぐらいの感覚で立っているポールを頼りにエコーラインを2回横切ると前方にうっすらと避難小屋が見えた。

 冬のお田ノ神避難小屋はひっそりとしていた。冬場の入り口である窓はガリガリに凍結していて簡単には入れそうになかった。まわりの風景を楽しめる天候ではなく、かといって無理してまで先に進むような状況でもない。ボクは写真を数枚撮っただけで往路を引き返した。


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