山 行 記 録

【平成25年4月20日/北月山荘〜月の沢発電所〜藁田禿山 ※850mまで】



北月山荘を出発します



【メンバー】5名(菊池、佐藤節、柴田、大江、蒲生)
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】月山
【山名と標高】藁田禿山 1217.1m
【地形図】(2.5万)立谷沢(20万)村上
【天候】晴れのち曇り
【温泉】北月山荘 350円
【参考タイム】
北月山荘9:30〜月の沢発電所11:00〜850m地点12:20-13:20〜北月山荘15:00

【概要】
久しぶりの北月山ツアー。しかし月山第1トンネルを抜けると山形側では風雪状況だったことからあっさりと中止を決定する。北月山荘に戻った時には時間もだいぶ過ぎており藁田禿山にでも向かおうかとなった。午後のタイムリミットもあることからそうそう遠方までは行けそうもなかったこともある。山形側の悪天候から比べれば庄内側は気持ちの良い青空が広がっていた。北月山荘からはハイキング気分で歩き出した。月の沢発電所までは長い林道歩きが続く。ここは以前オモワシ尾根を下った時以来なのでずいぶんと懐かしい区間だ。しかし、林道といっても平地と同じような標高しかなく、ところどころで雪が切れていて何回もスキーを外さなければならなかった。月の沢発電所が目前となったところでようやく藁田禿山への尾根へと取り付いた。はじめこそ急斜面だったがまもなく斜度が緩やかになると快適な尾根歩きとなる。少し高度が上がっただけで積雪は急に増してゆき、どこにでもスキーで滑ってゆけそうな斜面が至るところに現れる。それにここ数日降った新雪は驚くほど白くて眩しいほどだった。小一時間ほどすると前方に藁田禿山が望めるようになったのだが山頂まではまだ結構な距離がある。このまま尾根伝いに登れば1時間ほどで藁田禿山の山頂に着きそうだったが、歩き出しが遅かったこともあり無理をしてまでピークを踏もうというものもいない。正午を過ぎたところで昼食休憩となる。休憩地点はブナの疎林帯。スキーには最適ともいえる斜面が広がっていたのだが、気温があがったこともあって新雪はすべてストップ雪となる。重い雪をなんとかこらえながらターンを続けてゆくとたちまち林道に着いてしまった。ふたたび林道歩きとなったが、往路とは違い、少しは斜度があるのでそれなりに下って行けるのが唯一の救いのようだ。途中で芽吹き始めたばかりのフキノトウを採りながらのんびりとした時間を過ごしたりした。残りの楽しみは北月山荘の温泉だけだった。


尾根の先は藁田禿山です


途中から滑降を開始です


楽しいひとときです


あっというまです


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