膝上から股下までのラッセルが延々と続きました
【概要】
福島市はこの二日間でかなりの降雪がありまれにみるような大雪に見舞われていた。高湯温泉の除雪もようやく始まったばかりで、花月ハイランドホテルから先には進めなくなっている。いわゆるドカ雪が降ったようだ。ファットスキーでも膝上ラッセルというから唖然とするしかない。場所によってストックは雪にすっぽりと埋まり手首までが見えなくなるほどなのである。これほどの積雪は想定してはおらず、４人での交代とはいえ、ラッセルは遅々としていっこうに進まなかった。３時間近くかかってようやくスカイラインの横断地点に着いたものの、ここからも猛ラッセルには変わりがなさそうだった。今日はいったいどこまでゆけるのだろうか。この状態では吾妻スキー場の下りラッセルとなるのは誰の目にもあきらか。慶応吾妻山荘までがんばってみたところでたいした意味もなさそうである。それならば適当なところからおとなしく往路を戻るというのが無難な判断であろうか。しばらくスカイラインを進み不動沢橋休憩所まできたところで行動を打ち切ることにした。賽ノ碩にも、山鳥山にも届かないという情けない山スキーだがこんな日もたまにはある。昼食後は膝上までもある深々としたボブスレーコースをからめながら往路を引き返した。
 ３時間近くかかってようやくスカイラインの横断地点です |
 不動沢橋で行動を打ち切りました |
