山 行 記 録

【平成24年12月22日/蔵王連峰 坊平高原〜刈田岳】



お田ノ神避難小屋



【メンバー】2名(妻)
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】蔵王連峰
【山名と標高】刈田岳1,758m(※廃線リフト小屋まで)
【地形図】(2.5万)蔵王山、(20万)仙台
【天候】曇り時々雪
【参考タイム】
リフト終点10:00〜廃線リフト11:00〜お田ノ神避難小屋11:30-12:20〜駐車場13:10

【概要】
 今日はカミさんの足慣らしも兼ねて蔵王連峰の偵察である。ライザスキー場で公表されている積雪はたったの50センチと全く頼りないほどの数値しかない。しかし、リフト終点からは笹藪が少し出ているだけで、数値以上の積雪はあるようだった。おかげでエコーラインを通ることなくショートカットで登ってゆけた。

 晴れれば快適なスノーハイキングコースなのだがあいにく曇り空のために視界はあまりよくなかった。登山者も他には見あたらない。樹氷もまだまだといった感じでようやくシーズンインといった感じである。お田ノ神避難小屋を過ぎると強風とともに小雪が舞いはじめてきた。

 廃線リフト小屋まではちょうど1時間。ここから山頂までは残り30分ほどの距離だが、カミさんがけっこう疲れているために今日はここまでとし、廃線リフト小屋の中に入ってしばらく休むことにした。ここは小屋と呼べるほどの場所でもないのだが、風を避けられるだけ貴重な場所ともいえそうだった。

 一息ついたところでシールをはがし避難小屋へとUターンだ。馬ノ背からはうなり声のような風音が斜面からかけおりてくる。避難小屋へは、入り口が雪で埋まっているために窓から入った。小屋に入ってストーブに火を入れてしばらく温々とする。ストーブがあるおかげでここはいつきても天国のようでもある。小一時間もすると濡れたものがいつのまにか乾いていた。小屋からはまだ雪に埋まりきっていないヤブをわざわざ通過する。山スキーに慣れた人でもヤブの斜面は結構難儀するもの。こうしたことも山スキーのトレーニングになると思ったのだが、カミさんはそんなことまで望んでいなかったようである。スノーハイキングのプチツアーが一通り終えたところで、カミさんはゲレンデの練習をするためリフトに一人乗り込んでいった。


リフト終点付近をゆく


廃線リフト小屋


ルート

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