山 行 記 録

【平成24年12月16日/志津温泉〜湯殿山】



森林限界付近をのぼる



【メンバー】西川山岳会5名(荒谷、大場、安達、大江、神田、蒲生)
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】月山
【山名と標高】 湯殿山 1,500m
【地形図】(2.5万)月山、(20万)村上
【天候】雪(風雪)
【温泉】西川町 水沢温泉300円
【参考タイム】
 志津温泉8:30〜ネイチャーセンター9:10〜湯殿山(1300mまで)11:10〜志津温泉13:00

【概要】
 自宅を出るときから雨が降り続いていたが、志津温泉までくるとようやく雨からみぞれへと変わり始める。こんな天候に見切りをつけ、県外ナンバーがさっさと何台か引き返していった。それにしてもこのところ週末における県内の天気は最悪である。金曜日と月曜は目も覚めるような快晴になるのだが土日となると決まって悪天候というから始末が悪い。

 ボク達は30分ほど寒気が戻るのを待ってからスタートした。姥ガ岳は食傷気味ということもあって今日の行き先は湯殿山。他には朋友会のメンバーなどけっこういたのだがみな姥ガ岳方面のようだ。湯殿山へのトレースはなかった。雨が続いたこともあって雪は硬く締まっていてほんとど沈まなかった。

 雪は小降りとなったものの晴れ間が広がることはなかった。石跳川はなんとかスノーブリッジが通れる状態。途中から右岸台地へと上がり南東尾根へと取り付いてゆく。このころから風雪が強まり、森林限界を越えると吹きさらしの状態となる。それでもどうにか視界はあるのだが、雪面はほとんどアイスバーンとモナカ雪状態。アイゼンを装着してまで山頂を踏む気持ちもないので1300m地点を今日の山頂とする。

 吹きさらしの南東斜面は最悪の雪質とあってそこら中で転倒してしまう。なんて下手くそなんだとやりきれなくなる。ブナ林へと入るとそこそこ滑降が可能となったもののパウダーとはほど遠い状態だった。天候も悪くなる一方であり1000m付近で昼食休憩。ツェルトに潜り込んで雪と寒さをしのいだ。

 石跳川沿いに滑ってゆくと往路の横断地点へにでた。そこからはトレースをたどりながらネイチャーセンターへと向かう。天候にも雪質にも恵まれず、今回もまたトレーニングのような一日だった。まだ12月であればこれもしょうがないのだろう。なんとなく消化不良のようなミニツアーが終わる。


ようやく稜線へ


1300m地点


ルート

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