山 行 記 録

【平成24年7月9日/大黒天〜刈田岳〜熊野岳】



晴れる熊野岳



【メンバー】2名(妻)
【山行形態】夏山装備、日帰り
【山域】蔵王連峰
【山名と標高】 刈田岳 1758m、熊野岳1841m
【地形図】(2.5万)蔵王山、(20万)仙台
【天候】晴れ時々曇り
【参考タイム】大黒天駐車場10:10〜刈田岳11:00〜熊野岳12:20-13:20〜刈田岳13:50〜大黒天駐車場14:30

【概要】
 今日はコマクサを目的にカミさんとの蔵王ハイキングである。前日と同じようなコースでは面白味もないので今回は大黒天から登ることにした。平日だけあって登山者は少ないものの、それでも南蔵王の登山口や大黒天の駐車場にはそれぞれ10数台のマイカーが停まっている。ボクは朝から体調が思わしくなくカミさんの後をとぼとぼとついて行った。ハイキングコースなので別段急ぐ必要はさらさらないのだがそれでもペースは全然上がらなかった。気温は昨日よりもずっと高くて、風がなくなると熱中症の心配がでてくるほどだった。

 刈田岳で参拝を済ませてから熊野岳へと向かうと急に日が陰ったりした。すると気温が目まぐるしく変わり、馬ノ背では肌寒いくらいの風が吹き始めると、一時は長袖シャツと雨具のジャケットまで羽織ったりした。熊野岳の斜面に取り付くとそこはコマクサの群落地。しばし鑑賞会に時間を費やした。ボクの体調の悪さはあいかわらずで、2時間以上歩いてきた疲れも重なったためだろう。避難小屋のそばで昼食を食べ終え、しばらく横になるとたちまち眠ってしまった。

 1時間近くの眠りから覚めると日は少し西に傾き始めていた。まわりで休んでいた人たちもほとんど別の登山者と入れ替わっていた。熊野岳から大黒天までは1時間以上かかるのだが、ボクはこのたった1時間がとても長い時間に思えてしまい、下りなのにやたら気が重かった。やおらザックを担ぎ、ふたたびとぼとぼと熊野岳を後にした。



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