山 行 記 録

【平成24年5月20日/姥沢〜姥ケ岳〜金姥〜装束場〜石跳川〜月山荘



湯殿山と石跳川



【メンバー】2名(妻)
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】月山
【山名と標高】姥ケ岳 1,669.7m
【地形図】(2.5万)月山、湯殿山(20万)村上
【天候】晴れ(快晴)
【参考タイム】
姥沢9:50〜リフト下駅10:20〜上駅10:40〜姥ケ岳11:20-11:40〜金姥12:00〜装束場12:25〜石跳川〜ネイチャーセンター13:30〜月山荘13:50

【概要】
 朝から雲ひとつない快晴。姥ガ岳を登って最後は石跳川を下る予定なので町営バスを利用して姥沢にあがる。気温もかなり上がるらしいというから、今日は春山というよりも夏スキーになりそうである。姥沢駐車場はどこにも駐車スペースがないほどの大混雑ぶり。リフト乗り場は大勢のリフト待ちのスキーヤーでいつになったら乗れるかわからないほど。まるでひと昔前の蔵王スキー場をみてるようだった。

 姥ガ岳ではスノーボードの大会が開催中で、耳障りな音楽をところかまわず周辺にまき散らしている。ボクはスキーをひっぱりカミさんはシールで山頂へ登った。月山は融雪が進み雪はつながっていないようだがそれでも積雪は結構ある。カミさんは久しぶりの山スキーのためかけっこう疲れているようだった。姥ガ岳の山頂で弁当を取り出してのんびりと休憩とする。無風快晴の中でのんびりとしていると眠ってしまいそうだった。

 例年だと姥ガ岳の西斜面や北斜面から装束場へと降りてゆくのだがこの時期では遅すぎた。一面ヤブの海となっていて、仕方がないので金姥経由でゆくことにした。それでも見下ろせば装束場付近はまだ信じられないほどの積雪がある。金姥の標柱付近だけヤブがあったが西斜面は多くの残雪に埋まっている。大きくターンしながら姥ガ岳の北斜面へと回り込むと広大なゲレンデが目前に広がる。一人か二人のトレースがうっすらとあったが、他には全く見あたらず今日はほとんど貸し切り状態だ。こんなに広々とした大雪原でも石跳川を滑る人はいないとはちょっと不思議な気持ちになる。

 装束場も大量の積雪に埋まっていた。広大な雪原と見上げれば目も覚めるような紺碧の空。風もないので今日は日焼けが心配になる。湯殿山を登っている人も見えたが東斜面を滑降してくる人は見あたらなかった。そんな風景を眺めながら再びコーヒータイムだ。頭上からはまぶしい陽光が降り注ぎ、山スキーの終焉を感じさせる。くだるほどにブナの新緑が多くなってゆく。ここのブナ林はなんという美しさなのだろう。急いで下ってゆくのが惜しくなりところどころで立ち止まっては振り返る。そんなことを繰り返しているとネイチャーセンターが木立の間から見えてきた。


快晴のなか姥ケ岳を登ります


ようやく姥ケ岳に到着しました


月山荘前の地蔵沼


ルート

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