山 行 記 録

【平成24年1月15日/吾妻連峰 天元台〜中大巓〜湯ノ平】



中大巓山頂



【メンバー】単独
【山行形態】山スキー、冬山装備、日帰り
【山域】吾妻連峰
【山名と標高】中大巓1,964m、
【地形図】(2.5万)天元台(20万)福島
【天候】雪
【参考タイム】
北望台12:30〜中大巓13:10-13:25〜北望台13:50〜湯ノ平コース〜湯本駅14:40

【概要】
 今日は雑用があって山の予定がなかったのだが好天をみてじっとしてもいられなくなり天元台に出かけてみた。といっても余裕時間は半日しかなく日没が早いこの時期としてはいくらなんでも中途半端だった。それに期待したほどに天候はよくなかった。まあしょうがない。少しでもハイクアップぐらいできればよしとしよう。というわけで北望台からシールを貼って登り始めた。このところの大雪のおかげで雪はたっぷりとある。先人のトレースをありがたく利用させてもらいカモシカ展望台には20分ほどで着いた。カモシカ展望台は吹きさらしのためにところどころ岩肌が露出している。それに厳しい風と濃霧は予想以上だった。視界はほとんどなく目前の梵天岩もみえなかった。カモシカ展望台からはひとりでラッセルだがそれでも中大顛までいくらもかからない。北望台から中大顛まではたった150mぐらいの標高差しかないのである。中大顛の山頂は久しぶりだった。豊富な降雪のおかげでスキーを脱ぐと体が埋まりそうだったが今日はむしろうれしいほどだ。時間が足りないといってもやはり山にきてみるものである。もちろん誰もいなかったが腰を下ろしてコーヒーを飲み菓子パンなどを食べるとなんとなく塞いでいた気持ちが消えていた。そしてしみじみとした充足感に浸った。山の天候はいつも予想通りとはゆかない。しばらくすると雪が降りしきるようになりそそくさと山頂を後にした。吹けば飛ぶようなほどの軽い雪にスキーは滑りすぎるほどで滑降は心地よいばかりだった。北望台からはなるべくゲレンデの端っこやリフト下のパウダーを拾い最後は湯の平コースで白布温泉へと下った。


カモシカ展望台を通過


遅い昼食でまったりする


軌跡

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