山 行 記 録

【平成22年5月9日/太白山



遠方は蔵王連峰



【メンバー】2名(妻)
【山行形態】春山装備、日帰り
【山域】仙台西南部
【山名と標高】太白山320.7m
【地形図】(2.5万)仙台西南部、(20万)仙台
【天候】晴れ
【参考タイム】
生出森八幡神社登山口10:00〜本宮10:15〜太白山10:30-10:50〜生出森八幡神社登山口11:20

【概要】
 例によって仙台の帰り道のハイキングである。今回は仙台市の区名ともなっている太白山に登ってみることにした。すっきりとした円錐形はまるで釣り鐘を思わせるようだ。麓には「自然観察の森」が整備されいるようだったが、僕たちは生出森八幡神社の登山口から登ることにした。

 駐車場には多くの車が停まっていた。太白山の周囲をぐるっと遊歩道のような林道があり、散策を兼ねながらのハイカーも多い。ここは仙台市民の憩いの山なのだと知った。

 鳥居をくぐってゆけばそこは八幡神社の参道の始まりだった。石灯篭や太い杉林があって荘厳とした雰囲気に満ちている。ほどなく中宮につき、僕たちは参拝をしてからさらに進んだ。神社を過ぎるとそこから山頂までは岩や大きな石ころが多い急坂となっていた。右手には太いクサリもあって結構辛い登りだ。息が切れそうになり、ときどき立って休んだ。下山してくる人達も多く、落石が心配なところだった。

 明瞭な尾根に出るとまた鳥居があってそこが太白山の山頂だった。山頂には大勢の登山者で溢れていた。高齢者の団体もいて賑わっている。山頂からの展望は低山にもかかわらず、抜群であった。360度の展望を楽しめるのである。遠方には吾妻連峰や蔵王連峰がまだまだ豊富な雪を抱いてすぐにわかった。近くには仙台市の街並みが眼下にあり、東北道の高速道路も間近に見えた。蔵王連峰の前景には色も鮮やかな赤いツツジが咲いていて彩りを添えている。小休止が終われば元の道を戻るだけである。最後に山頂に立つ貴船神社に再び参拝をして山頂を後にした。


麓から見上げる太白山


登山口


中宮


中宮からの急坂


山頂目前


山頂からの蔵王連峰


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