山 行 記 録

【平成17年7月24日/吾妻連峰 新高湯温泉〜天元台】



新緑に包まれる登山道


【メンバー】2名(妻)
【山行形態】夏山装備、日帰り
【山域】吾妻連峰
【山名と標高】中大巓1,964m(※天元台まで)
【天候】曇り
【温泉】白布温泉「かんぽの湯」500円
【行程と参考コースタイム】
新高湯温泉11:20〜天元台12:00-12:30〜新高湯温泉13:10
  
【概要】
今日は天元台までのハイキング。体調さえよければゲレンデを歩いて人形石付近まで登ってもよかったのだが、それほどの気力は最初からなかった。新高湯温泉から歩いて登るとはいえ、昼飯をおいしく食べるための口実に、ちょっと登るだけの本当の意味でのハイキングである。コースは新高湯温泉「吾妻館」の奥が登山口になっている。薄暗い杉林の急坂がだんだんと雑木林に変わると少しずつ見晴らしが利くようになる。今にも雨が降り出しそうな気配が漂っていて、どことなく気分までが湿っぽくなりそうであった。登り出しから急坂となるものの、距離はたいしたことはなく、勾配が緩やかになると、ほどなくゲレンデの一角に飛びだした。1時間ほどかかるかと思っていたのだが、登り始めてからまだ40分程度しかたっていなかった。それでも梅雨の時期だけあって、蒸し暑く、いつのまにかTシャツが汗でびっしょりと濡れていた。しかし、天元台は涼しい風が吹き渡り、汗をかいた体はたちまち冷えてしまいそうで、休憩するためには長袖シャツを羽織らなければならなかった。ゲレンデの一角には切り株のような椅子と木造のテーブルがあって、そこにザックを下ろして昼食とする。ひっきりなしに動いている登山者リフトにも、乗降客はわずかしか見当たらない。天候がいまひとつのためか、近くを行き交う登山者も疎らであった。見上げるとガスがすぐ近くまで下りてきていてゲレンデ全体をまもなく覆い隠そうとしていた。天元台では早くも赤トンボが群れとなって一面に飛び交っていた。


inserted by FC2 system