山 行 記 録

【平成16年11月21日(日)/白鷹丘陵 東黒森山】



麓から仰ぐ東黒森山


【メンバー】単独
【山行形態】夏山装備、日帰り
【山域】白鷹丘陵
【山名と標高】東黒森山(ひがしくろもりやま)766
【天候】晴れ
【温泉】西置賜郡白鷹町 鷹ノ湯温泉「パレス松風」300円
【行程と参考コースタイム】
家族広場駐車場(東登山口)13:20〜東黒森山13:50〜西登山口14:05〜家族広場駐車場14:10
  
【概要】
東黒森山は山形市の西方に位置しており、県民の森が登山口となっている。山頂から約2km西には西黒森山があり、東黒森山とは対をなす形でそびえ立っている。周辺には大沼、荒沼などの湖沼が多数点在し、丘陵地には森林学習展示館や中央広場、キャンプ場、遊歩道なども完備されている。近くには白鷹山があり、この東黒森山も白鷹丘陵に属している山である。

登山口は東登山口と西登山口の二つあって、ガイドブックに従って東登山口から登ることにした。家族の広場の駐車場と東登山口とは車道を隔てて向かい合っている。明るい登山口は実に気持ちがよく、今日4箇所目の山であったが、爽やかな気分で登り始めた。山頂までは0.8Km。最初は松林が続き、次はカラマツ林となる。急坂は結構長く続いていて、やがて九十九折りの登山道となった。ブナやナラの木が多くなって、周囲の見晴らしがよくなると、山頂まではまもなくであった。山頂には木造の立派な展望台があって周囲の展望を楽しむことができるようになっていた。山頂からは白鷹山が正面に聳えていたが、他には月山や村山葉山がわずかに見えるだけで、朝日連峰は薄雲に隠れて見えなかった。休憩後は西登山口に向かった。往路と同じような山道だが、ささやかながらも縦走ができるのはやはり楽しい。こちちは赤松がやたらに多く、東黒森山の山腹を巻くように道が続いていた。夏場にはかなり多くのハイカーでにぎわう山なのだろう。よく整備された登山道は気持ちが良く、こんな道ならばどこまでも歩いてゆきたい気分であった。西登山口から東登山口までは200mほどの車道歩きだからたいしたことはない。駐車場に戻ると、午後の日はすでに傾きかけていて、冷たい風が少し吹き始めていた。


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