山 行 記 録

【平成16年7月10日(土)/七ツ森・松倉山



松倉山登山口


【メンバー】単独
【山行形態】夏山装備、日帰り
【山域】船形連峰周辺
【山名と標高】七ツ森・松倉山(ななつもり・まつくらやま)291.2m
【天候】晴れ
【行程と参考コースタイム】
 信楽寺跡8:20〜松倉山9:00-9:10〜信楽寺跡9:35

【概要】
笹倉山から下山して、次の目的地である松倉山登山口までは車で移動する。伊達山林道から国道に出ると雲がまだ残ってはいたが、天候はすっかり快復していた。笹倉山登山口からは10数分で信楽寺跡の駐車場に着いた。この信楽寺跡が七ツ森全山を縦走する七薬師掛コースの出発点となっているようであった。松倉山は七ツ森の一つで、山頂には一等三角点が設置されている山である。駐車場は20台ほども駐車可能なスペースがあり、傍らにはりっぱな案内標識が立っていたが、車は1台もなく、ここでも登山者は私一人だけのようであった。

信楽寺の史跡前を過ぎて山道にはいるとすぐに道標がある。左手は七薬師掛コースへと進む七ツ森遊歩道で、松倉山へは右手に下って行く。小川を渡って田圃の脇を進むと杉林となった。ここも標識が整備されていて、残りの距離と時間を示す標識が100mおきに設置されていた。最初はなだらかな山道だったが途中からは見上げるほどの一気の登りとなった。杉とブナが林立するこの急坂はかなりの勾配があり、息をつく暇もないほどきつい登りであった。幸いにロープが設置されてあり、登りではそれほどでもないが下るときには大いに頼りになりそうである。ロープが途切れるとそこはもう山頂部の一角で、左手に少し登るとまもなく松倉山の山頂に到着した。近くには撫倉山への案内標識もあって、ここからは七薬師掛コースへも合流してゆけるようである。山頂には小さな標識と一等三角点、そして傍らには一体の薬師があるものの、周りは雑木林が多くて展望はよくない。ガイドブックによるとこの先の撫倉山は展望がすばらしいとあるから、いつかカミさんとでもこの七ツ森遊歩道を歩きまわってみようかと思った。山頂を確認すればもう用はなく、
軽く小休止を終えたところで下山することにした。

急坂を慎重に下り、杉の木立を抜けると田圃道には強い日差しが降り注いでいた。いつのまにか真夏の空が戻っており、次の薬莱山に向かう前に汗まみれとなったシャツやバンダナを駐車場近くの小川で洗って行くことにした。


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