山 行 記 録

【平成6年10月15日〜17日/朝日連峰縦走 朝日鉱泉〜以東岳〜泡滝ダム】



池塘と紅葉の中の鳥原小屋[1994.10.15撮影]



【メンバー】単独

【形態】
山小屋泊
前泊  木川ダム猿渡合宿所
第1日 竜門小屋(避難小屋)
第2日 大鳥小屋(管理人在住、1000円)

【概要】
朝日連峰の縦走のために前日は朝日町立木の集落まで妻から送ってもらい、その先は昨年まで勤めていた職場の同僚に木川ダム猿渡合宿所まで乗せてもらう。
翌、一日目は目の覚めるような好天に恵まれ、美しい紅葉の中の山歩きとなった。しかし竜門小屋に泊まった翌日は朝から大荒れの天気模様。小屋の外は濃いガスに覆われ、一面真っ白で視界がほとんどない。また以東岳をめざすものの一歩も進めないほどの強風も吹き荒れていた。以東岳への急坂がはじまる手前の岩陰で緊急避難をする。風の強さはすさまじいほどでビバークまで考えたほどだった。その後、ウツボ峰、三角峰、そしてなんとか以東小屋にたどり着く。到着したとたん大粒の雨が降りだした。土砂降りといえるほどの大雨だった。
夜は管理人にたくさんのキノコ汁や漬け物をもらったために、質素な夕食がたちまち豪華なメニューに変わった。翌日は泡滝ダムから鶴岡まで、以東小屋で同室となった新潟のオガタ氏に送っていただいて帰路に着いた。


小朝日岳山頂で大朝日岳をバックに[1994.10.15撮影]


竜門小屋での夕食風景
小屋には誰もいなく1人だけ。
夜半から小屋を揺るがすほどの強風が吹き荒れる。
翌日は早朝から濃いガスと強風のなか、以東岳をめざす。
[1994.10.15撮影]


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