山 行 記 録

【平成12年7月22日/吾妻連峰 白布峠から西大顛】



展望台からみる馬場谷地湿原
白い花はワタスゲの群落



【メンバー】2名(妻)
【山行形態】夏山装備、日帰り
【山域】吾妻連峰
【山名と標高】西大巓1981m
【天候】(曇り時々雨) 
【温泉】白布温泉「かんぽの湯」510円
【行程と参考コースタイム】
7:30自宅−8:30白布峠駐車場
9:00白布峠(1450m)−(12:30-12:30)西大顛(1985m)−15:00馬場谷地展望台−16:10白布峠

【概要】
昨日までの飯豊連峰の疲れはまだ全然と言っていいほど取れてはいなかったが、今日はカミさんとハイキングをする約束をしていた。当初は月山に登る予定でいたものの、あいにく天気予報は芳しくなかった。北に行くほど天候は悪いとの予報を聞き、南に下れば好天が期待できるかもしれないと吾妻連峰に向かった。しかし予想に反して南の吾妻連峰も雨とガスの悪天候であった。

昨年も同じ時期にこのコースを歩いている。その時は炎天下の歩きで体力が奪われるような日差しが照りつけたが、天候が悪い分今日はその心配はなさそうであった。また馬場谷地を迂回するルートはすでに整備されていて、昨年のように迷うような箇所はなくなっていた。登り始めはしばらくアップダウンがあり、大きな石が積み重なる道が現れるとその後は山頂まではずっと急登が続いた。やがて薄暗くなったかと思うとまもなく雨が強くなり、時々木の下で雨宿りをしながら少しずつ登っていった。

今年は途中に倒木が多いのに驚いた。それも1ヶ所や2ヶ所ではなく、オオシラビソの大木がかなりの数に渡って倒れ登山道を塞いでいた。やはり今年の大雪のせいなのだろうか。倒木の箇所を通り抜けるのに何回も難儀しなければならなかった。やっとたどり着いた西大顛山頂は強風とガスが立ちこめて眺望の楽しみは全くなかった。展望はありきらめ山頂を少し下った場所で昼食にすることにした。小雨も降り続いていたためにお互いに雨具を着ての昼食だった。こんな日は昼食だけが楽しみになる。餃子を焼き、熱いラーメンやみそ汁を作って冷えた体を温めた。後かたづけをしていると女性ばかり5人のグループが登ってきた。こんな天候でも登る人がいるんだなあ、とお互いに笑い合った。今日は結局のところハイキングのつもりが結構ハードな山登りになってしまい、カミさんからはまたぼやかれてしまった。私は下山後に入る温泉を励みに下山路を急いだ。


濃霧の西大顛山頂


うんざりするほどのアップダウンが続いていたが、
やっと登山口に戻ったところ。お疲れさまでした。


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