山 行 記 録

【平成12年1月9日〜10日/安達太良山(くろがね小屋まで)】



雪の中のくろがね小屋 [2000.1.10撮影]



【メンバー】単独
【山行形態】冬山装備、山小屋泊(自炊 3,570円)
【山域】奥羽山脈南部
【山名と標高】】安達太良山 1700m(くろがね小屋まで)
【天候】9日(曇り)、10日(雪)
【温泉】岳温泉(300円)
【行程と参考コースタイム】
[2000.1.9] 12:45 奥岳駐車場(940m)〜14:00 勢至平(1306m)〜14:30くろがね小屋(1346m)(泊)
[2000.1.10] 8:00 くろがね小屋〜9:30 奥岳駐車場

【概要】
ミレニアム問題もたいしたこともなく過ぎ去り、2000年になって始めての山は今年も安達太良山と前々から予定していたのだが、当初、天候の良さそうな8日に出発するはずが、雑用のために1日延期をして出かけなければならなかった。しょうがないので、くろがね小屋の温泉をとりあえずの目的に、天候が持てば翌日山頂まで行ってみるつもりで自宅を出る。しかし、予報どおり翌10日は夜半から強い雨降り(!)で朝方には風雪に変わる。もちろん山頂付近は大荒れが予想される天候状態だった。山頂へ向かうのはあっさりとあきらめて下山することに決定。下山後は岳温泉の「岳の湯」(300円)に直行した。結局、飲んで食べて寝て、そして温泉を楽しんだ安達太良山となった。

12:45 奥岳駐車場(940m)
久しぶりの安達太良山はスキー客で駐車場は満車状態。(駐車料1000円)
自宅を遅く出たために今年も下の駐車場から歩き始めなければならなかった。


烏川を渡る
時間も遅く下ってくる人もいない


勢至平への登りで(遠くの街並みは福島市内)
このあたりでは気温も高く汗が流れるほどだった

14:00 勢至平(1306m)
積雪は登山口付近で30〜40cm。勢至平へ向かうあたりでは吹き溜まりのために1m前後はあるが、小屋周辺ではやはり30〜40cm程度と昨年よりずっと少ない。登り始めは相変わらずスキー場の音楽がうるさく閉口したが、勢至平までくると全く聞こえなくなり、小屋までは静寂な冬山の雰囲気に包まれながら歩くことができた。



勢至平で休憩(1306m)
ここまで登ってくるとスキー場の騒々しい音楽などが全く聞こえなくなりホッとする。
先ほどまでの暑さが信じられないくらいに気温が下がりはじめ、ここからは風も冷
たくジャケットを羽織る。


大きく山腹を迂回するとやっと今宵の宿、くろがね小屋が見えてくる(1346m)
天候が下り坂のようで稜線は見えなかった。

14:30 くろがね小屋(1346m)
小屋にはいると、テレマークスキーや山スキー、それにスノーシューが多数、入口に立てかけてあるのが目立つ。
受け付け近くのテーブルでは早くも宴会をしているグループもいた。
私は早速部屋にザックを置き、温泉に飛び込んだ。硫黄の匂いの強い、乳白色のお湯である。

※今日の宿泊者はおよそ40名弱。そのうち自炊は15〜6名ぐらいだった。(自炊の宿泊料3.570円)



くろがね小屋の2階、1号室からの眺め


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